こんにちは。
息子2人が
東大、公立大医学部に現役合格した
白須絵里子(しらすえりこ)です。
このブログを読んでいただきありがとうごます。
先日仕事の関係で、ご一緒した30代の子育て中のママ。
お仕事でお会いしたのに、
私の息子が医師になったことを聞いておられて
子ども、特に幼児から小学校低学年の子育てについて
簡単にお話させていただきました。
この女性はフルタイムで働くママ。
年中さんと、二つ下の子どもさんを保育園に預けています。
お仕事もカッチリされているので、夕方
仕事を終え、帰宅してからの2時間は
あっと言う間に過ぎてしまいます。
時間どおりに家事を終えるため、子どもたちには
早く食べなさい!
早くお風呂に入りなさい!
早く寝なさい!
早く〇〇しなさい!
が口癖です。
明日も仕事がある。
保育園に預けて仕事に行くために、
早く起きないとダメ!
そのために、早く寝かせないとダメ!
仕事が終わったら、大急ぎでお迎えにいって
家に帰ったら、洗濯機を回しながら
食事の準備。
さっさと食べさせて、
お風呂に入れて、
取り入れた洗濯物たたんで。。。
仕事をしているから、家事が減るわけじゃない。
ほんと、まるで嵐のようです。
それで、兄弟喧嘩でもしようものなら。。。
ついつい、叱ってしまいますよね。
なんだか、
自分の子育て中のことを思い出してしまいました。
毎日毎日がいっぱい一杯で、
自分を振り返ってユックリ考える暇もない。
長男が年長さんのときに
岸本裕史先生の本に出会っていなかったら、
息子達を怒鳴り散らして、
子育てについて考える余裕が無かっただろうな~。
私は息子たちの学力の基礎、土台をしっかり築き、
自分の行きたい学校、
なりたい職業につけるための学力をつけてやりたかった。
最初から、東大を狙うとか、医学部へ進学させるなんて
考えていなかった。
当時は子供の頃たちの学力低下が問題になっていた時期。
ゆとり教育が始まる頃でした。
岸本先生は、元小学校の教員で、
100マス計算で有名な陰山英男先生の師匠です。
全ての子どもたちに、
しっかりとした学力の土台をつけるため、
家庭や学校でできることを指導されていました。
私は岸本先生の本はもちろん、勉強会に参加したり、
子どもに読ませたい絵本のセミナー
色んな子育てについて学びました。
そして、我が家で実践しました。
その一部を先程の子育て中のママにお話しました。
その方は、私の話を聞くや否や
「え~!!しない方がいいことばっかり、やってました。
時間が無いから、早く、早くって。
勉強のことは、保育園や、学校に任せていたらいいや、
と思っていました。
今からでもできることは直ぐにやります!」
2週間後、お仕事でこの女性とお会いしました。
すると。。。
「あれから家に帰って直ぐに、息子に聞きました。
土曜日か日曜日、どこに行きたい?
動物園に行きたいというので、早速行ってきました。
家の息子、生き物、動物とか昆虫が好きなんです!
今まで忙しいから、
図鑑見てたらいいと思ってました。
実際に行くことも大事なんですね!」
この女性、仕事が出来ると聞いていましたが、
流石ですね。
行動が早い!
ママは自分が生き物に興味がないので、
子どもに生き物のことを聞かれても教えてあげられない。
だから、図鑑を与えて一人で見てなさい、
と言っていました。
ここが私と違うところです。
別に親がなにもかも教えなくていいんです。
わからないことは調べてもいいし、
博物館や、自然観察会へ親子で参加して
詳しい人に習えばいい。
好きなことをやっていると、集中力が高まります。
知り合いに詳しい人がいたら、
その人に教えてもらってもいいわけです。
興味のあること、不思議に思ったことをそのままにしない。
それがとても大事です。
博物館や科学センターは何回いっても飽きません。
常設展示だけでなく、特別展示も面白いものやってますよ。
子どもの興味のあること、
好きなことをトコトン伸ばす。応援する。
それが、子どもの学力を伸ばす秘訣です。
例えば、私立小学校を受験したり、中学受験をするために
進学塾に通う場合も、
それ以前に普段の生活から学力の基礎、興味、関心
集中力をつけることは可能です。
べースがしっかりして高いと、
その上にどんどん積みあげられますね。
あなたがもし、自分から勉強をする子どもに育てたいと思うなら、
毎日の生活を見直してみませんか?
保育園に任せっぱなし、学校に任せっぱなしでは
自分から勉強する子どもにはそだちませんよ。
逆に、
勉強しなさい!と、幼い頃からワークブックを強要しても
勉強が好きな子どもには育ちません。
子どもの興味、意欲が大事です!
最後まで読んでいただきありがとうございます。