16 幼児を持つママが悩む、小学校は私立がいいの?

こんにちは。

息子2人が東大、公立大学医学部に現役合格した

白須絵里子(しらすえりこ)です。

このブログを読んでいただきありがとうございます。

 

幼児、特に年中さんの子どもを持つママにとって、

小学校を地域の公立へ入学させるか、

それとも私立小学校を選ぶか、悩むところです。

 

母親、父親自身が、

私立小学校の出身なら、私立を選ぶでしょう。

小学校、中学校を公立に進むのが当たり前だった場合には、

どうすべきか、迷う場合があります。

 

それは、住んでいる地域によって、

学力に不安が有ったり、学校が荒れていたり、

子どもにどんな教育を受けさせたいかで判断します。

 

 

私はどれが正解、不正解とは思いません。

 

先日、小3、年長さん、年少さんのママからの相談が

参考になるかもしれないのでシェアしますね。

 

子どもたちは、女、女、男。

パパはお医者さん。

 

パパが通っていた学校は、中高一貫の進学校。

理系志望の半分くらいが国公立医学部を目指します。

200人程の中で、中の上の成績だったら、現役で医学部に合格できます。

 

なんで知っているかと言えば、

うちの息子も同じ学校へ通い

同じ大学の医学部に行っていたから。

 

まったくの偶然なんですけど。

 

その学校は、ガリガリ管理する学校ではなく、

自由でのびのびしています。

 

でも勉強もしっかりやる。

 

それで、男の子を持ったパパは、

我が子も母校へ入学させたい人が多いそうです。

 

私だって、将来孫が出来て、男の子だったら

その学校に行ったらいいなぁと思います。

 

 

一方、ママは私立学校とは無縁で育った方。

 

高校受験を考える時に、塾が必要になるけれど、

それまでは夢中になれる何かを探すために、

色んなお稽古を試したらいいなぁ、と考えています。

 

まわりのママ友も、

今はまだ中学も公立を考えている方ばかりです。

 

1番上の子どもの時、

私もそうでしたが、

情報が不足していることが多いです。

 

私も中学校が私立という選択肢を

全く考えていなかったので、

長男は中学受験をしませんでした。

 

6年生の冬になって、初めて

同級生の2割が中学受験をして、

私立、国立附属に進学する事を知りました。

 

長男は塾に通っていなかったけれど、

家庭学習は毎日していたので勉強は出来るほうでした。

 

他のお母様達から、

“勿体ないね〜、地域で1番の文武両道の学校Rなんか、

向いているんじゃない!?”

 

と、何人もの方から言われました。

 

私も夫も公立の小、中、高、専門学校卒なので、

教育に関する、学校に関する情報が少なかったのです。

 

長男は地域の公立中学に進学しましたが、

学校の規模が小さくて、息子が入りたいクラブは有りません。

 

仕方なく、帰宅部になりました。

 

私はせめて、高校は学校を選んで、

息子がクラブを楽しめるように、

夢中になれる何かを見つけられるようにと、

中1から学校探しをはじめました。

 

これがキッカケで、

私立中学校についても調べ始めたのです。

 

先程のママの場合、旦那さんのお母様から、

“近くに良い私立学校があるのだから、そちらに通わせたらどう?”

 

と、言われたそうです。

 

でも、このママは

“世の中には色んな人がいる。

公立なら、勉強のできる子、出来ない子、

カラダに障害のある子

家庭の経済状況も様々の子がいる。

みんな違うという事を子どもに知って欲しい”

 

と、公立へ入学させました。

 

親御さんの子育ての方針、教員方針がしっかりしていますよね。

 

私はそれで良いと思います。

 

そこで、私がお話したことは、

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もしかしたら、

子どもさんが、5年、6年生になってから

中学受験をしたいと言うかもしれない。

 

それから慌てて準備するよりも、

学力の土台、ベースがしっかりあれば、

男なら、灘中学校は無理でも、

地域の進学校が十分に狙えるということです。

 

普通は有名な進学塾、合格率の高い塾へ通えば、

思うような結果がでると考えますね。

 

確かに、経験の豊富な塾はたくさんの情報が得られます。

 

でもね、大きな要素は

その学校へ行きたいという強い気持ち。

その子の持っている学力の土台、基礎です。

 

基礎、ベースの高い子どもは同じ授業を受けても、

どんどん吸収できる。出来て面白いと、勉強が苦痛でない。

 

学力の基礎、土台が低い、しっかりと出来ていないと、

いくら授業を受けても

成績は上がりません。出来ないと嫌になります。

 

学力の基礎を作ることは、家庭科でも十分にできますよ。

 

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と、お話をしました。

建物を建てるときも、土台がしっかりしていることが大事。

大きな高い建物を建てるときは基礎も深い、

木造の建物とコンクリートでは基礎が違いますよね。

 

学力の土台、基礎をしっかり作るということは、

私が実際にやってきたことです。

 

だから、長男は公立中学から、

塾通いは中学3年1年間だけで、灘高校へ進学出来ました。

次男は幼児の頭脳開発なしで、

本格的な塾通いは小5からで東大寺学園中高へ合格できました。

 

私は子どもが勉強するように、叱咤激励はしていません。

 

 

私立小、中学受験を考えていなくても、

”学力の土台をしっかり作る“

 

を意識して子育てしてみませんか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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