87 字がきたない時どうすればいいのか?その他の原因

こんにちは。

二人の子どもが東大と医学部に現役合格した
家庭教育の実践家
白須英里子(しらす えりこ)です。

このブログを読んでいただき
ありがとうございます。

前回、前々回は、
子供が字を丁寧に書けない時
どのように声かけするか、
落ち着いてていねいに書いてもきたない時は、
位置の認識が不十分
指先が思うようの使えていない
と、原因と対策をお伝えしました。

今回は、それ以外の原因と対策を
2つお伝えします。

1 正しい姿勢を維持する
2 鉛筆を正しく持つ

 

小学校に入ると毎日勉強します。
机に向かって
一定時間本を読んだりノートに書いたり
勉強が続きます。

この時、背中が曲がっていては
きちんと勉強できません。
悪い姿勢では勉強ははかどりません。

 

上体をグラグラさせず、
腰骨を立てて
左右の肩甲骨の高さを合わせて、
目と指先を連動させて文字を書き続けます。

 

そのためには筋肉の発達が必要です。

戸外で飛んだり、跳ねたり、
走ったりする筋肉の使い方とは違います。

 

普段から、
本を読む、絵を描く、
ご飯を食べる、ハサミを使う、
テレビを見るとき
腰骨を立てて座ると、
良い姿勢がとれるようになります。

これも出来るようになるには
3ヶ月〜半年かかります。
正しい姿勢が保てると、集中もしやすいです。

 

椅子に腰かけた時は
膝を90度に曲げて
足のうらがピッタリと床に着くよう
椅子の高さを調節してください。

 

足が床につかずブラブラしていると
腰骨を立てることは難しくなります。

 

机の高さは高過ぎず低過ぎず、
ひじ曲げて
直角くらいになるようにします。

 

 

えんぴつを正しく持つこと。

子供に与えるえんぴつは
芯の硬さは硬過ぎず、
柔らか過ぎない2Bを使います。

 

2Bなら力を加えなくても、
滑らかに書けるからです。

親御さんでも
えんぴつを正しく持てる方は
少ないのではないでしょうか。

私もえんぴつが正しく持てず、筆圧が強過ぎて
長い時間書くのは苦手でした。

 

息子には“もちかたくん“という、
えんぴつが正しく持てるようになる道具を使い
練習させました。

今はyoutubeで“えんぴつの正しい持ちかた
検索すると、子供むけの動画も出てきます。

 

学校に入る前に、
正しい持ちかたを身につけてください。

前回紹介したように、
折り紙、ハサミを使う、
箸でお豆を皿から皿に移すなど
指先の訓練をしてから練習をしましょう。

 

勉強というと、
ドリルやプリントをこなすことばかり
考えてしまいがちです。

ですが、
勉強を始める以前にどれだけ準備が出来ているか
集中力、理解力が変わってきます。

今日は、
字がきたない時のその他の原因とその対策を
お伝えしました。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

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