4 賢い子どもに育てるために、親が子どもにできることは…

こんにちは。

息子2人を

東大、公立大学医学部に現役合格させた

白須絵里子(しらすえりこ)です。

 

 

「何でこんなん、分からんか?

これくらい…」

 

3月半ば、暖かな春の陽射し

 

平日の朝9時過ぎ

 

近所のカフェレストランに朝ごはん食べにきています。

 

自宅がリフォーム中でキッチンが使えないんです。

 

案内された席に着くと

通路を挟んだ隣のテーブルには親子が座っていました。

 

 

制服に身を包んだ女の子

長い髪をゴムでうしろで結んでいる

 

眼鏡、賢そうな、おとなしそうな後ろ姿

 

小学校高学年?

 

それとも中学生?

 

 

私から見える位置にお母さんは座っていて

白髪混じりのショートヘアに眼鏡

 

朝食が運ばれてくる前のテーブルには

 

A4、B5の数枚のプリントが拡げてある

 

マス目のある原稿用紙もある

 

 

「ええから、これやり!」

 

怖!キツイ口調。

 

テスト直し?

 

「直接書かんと、ここに書いて。

清書しいや!」

 

そのうちに朝食が運ばれてきた

 

「この曲、バイオリンやなぁ」

 

BGMに流れているクラッシック音楽

 

お行儀が悪いと思いながらも、

そのお母さんの娘に対する言葉がけに耳を傾けていた。

 

 

どうやら、

近所の私立中学に通う娘とそのお母さんらしい。

 

ここ、お嬢さんの通う学校だ。

 

もうすぐ春休み

 

私立中学はこの時期、定期試験も終わり

補習だったりして、通常授業ではない

 

登校前の時間を利用して

母親が子どもの勉強、

国語の勉強をみているのだ。

 

中学生になっても、親が子どもの勉強みれるなんて…

 

このお母さん、勉強できたんだろうなぁ〜

 

このお嬢さんも、反抗しないで

よく大人しく聞いてるよね

 

まるで、小さい子みたい

 

 

お母さんが厳しそうだから

 

仕方ないから、言うこと聞いているのかなぁ?

 

未だ、反抗期に入ってないのね、きっと。

 

教育熱心な母親

 

子どもの将来を案じているから、

良い教育をしっかり受けさせて

 

安定した職についてほしい

生活に困らないでほしい

 

お金に困るようなことが無いように

 

幸せになって欲しい!

 

子どもを持つ親なら、

大半の人がそう思うんじゃないかなあ

 

私もそうだったから。

でもね、

「何でこんなん、分からんか?

これくらい…」

 

は、ないよね。

 

こんな言い方をされていると、

子どもは嫌な気分になる。

 

このお嬢さんは大人しくて、

未だ反抗期に入っていないから

 

口ごたえ、反論しないけど

 

正常に発達しているなら、

必ず、反抗するようになる!

 

せっかく子どもの勉強をみてやるなら、

もっと言葉を選んだほうがいい。

 

 

同じ言葉を自分が言われたら、

どんな気持ちがするか?

 

どんな言葉がけなら、

スッと心に入ってきて、

 

頑張ろうと言う気持ちになるか?

 

幼児さん、小学校低学年なら別だけど、

親が子どもの勉強をみるのは難しい。

 

漢字、計算練習など単純なことは別だけど。

 

どうしても、感情が入ってイラつくからね。

 

親ができることって、

勉強が楽しくなる

学ぶことが楽しくなる環境

つくってやる事です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事

PAGE TOP