13 幼児期にこれさえやれば大丈夫!じゃない

こんにちは。

息子2人が東大、公立大学医学部に現役合格した

白須絵里子(しらすえりこ)です。

子育てを振り返って、

日々感じたことをお伝えしています。

 

先日、小学校1年生、年中さんを持つ

お父さんから、質問をいただきました。

 

“白須さんは、

息子さんが東大や、医学部へ行かれたそうですが、

小さい頃

どんなことをされたのですか?”

 

なんとお答えすればいいか、迷ったので

逆に現在どんなことをされているかをたずねました。

 

上のお子さんは“こどもちゃれんじ”をしている。

結構喜んでやっているそうです。

 

下の子も“こどもちゃれんじ”をやったが嫌がる。

 

それで、お母さんがウンコドリルをやらせているそうです。

それが結構気に入っているみたい

 

私はちゃれんじでもウンコドリルでも、

本人が喜んでやるならそれでいいと思います。

 

勉強って無理強いしないことが大事

 

勉強が嫌いなら、しなくていいわけじゃなくて

教材、勉強方法は合う、合わないがある。

 

 

合う、合わないは人それぞれで、

兄弟、姉妹で違うということ。

うちの息子もチャレンジをやっていたのでそう話すと、

「じゃあ、チャレンジは効果があるんですね~」

 

いやいや、そうはいっていません。

私はチャレンジをやっていたから、

息子達が勉強を好きになったとは

おもっていません。

息子達がそれなりに学力がついたのは、

毎日決まった時間家庭学習を続けていたから。

 

息子たちが幼児から小学校入学までにやってきたことを

思い出してお話をしました。

 

小学校で習うことって、

ほとんどが、生活の中で使うものです。

なので、

学校で習う前に、

生活体験として日常的に取り入れる。

 

アナログ時計を見て、子どもに声をかけて

生活をする。

 

時間がかかっても一緒に料理を作る。

 

毎日決まった時間を勉強にあて、

みんなで勉強、読書をする。

 

テレビをつけっぱなしにしない。

見たい番組を決めて、終わったら直ぐに消す。

 

ゲームとの付き合い方を相談して決める。

 

物事を決める時、選択肢は親が用意するが、

決めるのは本人。

 

自分で決めることを、小さい頃から経験させる。

 

字が読めるようになっても、読み聞かせを続ける。

 

色んな本に囲まれた環境を用意する。

 

自然の中で過ごす。

 

興味のあることを大事にして、

それを伸ばす。

 

“勉強しなさい”と言わない。

 

他の兄弟、姉妹と比べない

 

よそのお子さんと比べない

 

好きなことに集中できる環境を作る

家庭のなかで、主語述語を使って話す

小学校へ入ったら、

本読みの仕方を工夫する

 

頑張ったことを褒める

 

etc。。。

 

で、最後にこう聞かれました。

 

“その中で何か一つするとすればどれですか?”

 

その質問を聞いて、正直なところ

 

“えっ?”

 

と思いましたが、

欠かせないものは読み聞かせだと思ったので

そう答えました。

 

 

お父さんだし、普段は子どもと過ごす時間が少ないので

 

こんなにたくさん。。。

 

と、思ったのでしょうか?

 

 

 

後から考えて、あの質問は何かひとつさえやれば、

子どもの学力向上、

賢い子どもに育つ

 

と、いうことが知りたかったのかな?

 

と思いました。

 

 

私はこの考えが既に違うと思います。

 

子どもを育てるのはそんなに単純じゃない。

 

読み聞かせさえ続ければ、

賢い子どもに育つとは言いきれない。

 

大事な要素だとおもうが、それだけで十分ではない。

 

確かに、私が話した内容は大人にとっては

手間も時間もかかるやり方です。

 

 

誰だって、簡単、楽な方がいいかもしれない。

 

 

私が手間のかかる方法、やり方ができたのは、

我が子に

 

どんな風に育って欲しいか、

どうすれば、そうなれるか?

 

いつもいつも考えていたからです。

 

親って、我が子のためなら

 

多少のことは我慢するし、

手をかけてやろうと思いますよね。

 

 

大きくなった時

 

仕事がなくて困ったり、

学力が足りなくてなりたい職業につけない

 

それだけは嫌だと思っていました。

 

 

中学受験をする、しないは別にして

 

学力の基礎、学力の土台の水準が高ければ、

勉強が好きだったら、

受験の時に嫌々勉強しなくてすみます。

 

“子どもには学ぶ楽しさを教えたい”

 

そんな気持ちがありました。

 

あなたがもし、私と同じようなことを考えていたら

 

これ一つだけやれば大丈夫なんて思わないでくださいね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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