63 思春期の息子との関係性を良くするたった一つの方法

こんにちは。
 
子どものやる気を育てる
家庭教育の専門家
白須英里子(しらすえりこ)です。
 
このブログを読んでいただき
ありがとうございます。
 
今日は中学生のときの息子との関係性
接し方についてお伝えします。
**********
 
「そんな、
立石に水のようにしゃべったら、
口を挟む暇もないじゃないですか!!」
 
下の息子が中学生の時
私は
息子との関係性に悩んでいた。
 
 
思春期に入った息子は、
私に何も話してくれない 
いつもイライラした様子で、  
むっつりとしていた。
 
5歳離れた上の息子が
東京にいた。
下の息子は一人っ子状態だった。
 
上の子の時に
私と息子との関係で困った
と言う事はあまりなかった。
 
 
息子は体が大きく
小6の時には
見上げるほどの体格なっていた。 
 
ところが
体は大きいものの
精神的には
まだ幼い部分も残っていた。
 
念願の私立中学入学して、
機嫌よく通っている
 
 
私はそう思っていた。
ただ中学校で 
英語の授業が始まり、
成績が思わしくないのが
気がかりだった。
今から思うと、
息子自身も
英語がうまくできないことを
気にしていたのだと思う。
 
 

思春期の男の子と

どのように使えばいいのか?

 
迷った私は、
学校の 
スクールカウンセラー思い出した。
 
早速学校に問い合わせ
お話を聞いてみることにした。
自宅から学校までは
1時間半以上かかった。
 
そこで2回目から
京都市内で
カウンセリングに
通うことになった。
 
 
そこで最初に言われたのが
冒頭の言葉でだった。
 
 
息子には5歳違いの兄がいる。
長男と次男は
全く性格が違っていた。
 
 
長男はおとなしい性格。
文字に興味があった。
言われなくても、
自分から通信教育の教材をして
出すだけの状態で
私に持ってきた。
 
次男は上の子と全く違っていた。
 
元気で社交的
兄のように
通信教育の教材をやりたい
と言って購入するものの
ため込んでしまってできない
 
私は2人を比べる事はなかった。
 
でも次男は
成績の良い兄に対して
“兄ちゃんみたいに、 
兄ちゃんみたいに”
と思っていたらしい。
 
カウンセリングで指摘されるまで、
私は自分が
次から次へと
自分の思いだけを
息子に話しているとは思わなかった。
 
 
私は下の息子のことが心配で、
 
どうしたら力になれるか?
 
どうしたら息子が
イライラしないで過ごせるのか?
 
上の子とは違う
次男の対応に戸惑っていた。
 
 

「まず息子さんの話を

ゆっくり聞いてください」

 
 
自分が話すときには、
少し間をおいて
考えてから話す。
 
言われた通りに
それを心がけた。
 
 
カウンセリングには半年通った。
 
客観的に
自分の行動を
教えてもらうことで
自分自身を
見直すきっかけになった。
 
息子に対して
態度を変えると、
息子の態度も
次第に変化していった。
 
自分の思いだけを
息子にぶつけない。
 
私は
勉強しなさいとは
言わなかったけれども
 
勉強の仕方、
方法論についてばかり
提案していた。
 
例えば
息子は英語に
苦手意識を持っていた。
 
「こうやって、
勉強したらいいんじゃない
お兄ちゃんみたいに
こうやって」
兄弟で
比べていないつもりだった 
けれども
無意識に
比べていたのかもしれない
 
 

どんなことでも

最初はなかなかうまくいかない

 
その最初の
うまくいかない時に
息子はイライラしていたのだ
 
その息子の気持ちを
私はうまく
受け止められていなかった
 
 
息子の通っていた学校は
進学校だ。
自由な校風ではあったけれども
みんなよく勉強していた。
 
そんな学校で
きちんと
授業についていくだけでも
大変だったと思う
 
私はその息子が、
ただ学校に通う
 
それだけでも大変だったのに
 
それすらも
褒めてあげることを
していなかったのだった。
 
そこの学校に
通うことになったのだから、
時間通学時間がかかっても
それは当たり前かもしれない
どんなことでも
最初はなかなかうまくいかない
 
その最初の
うまくいかない時に
息子はイライラしていたのだ
 

息子の気持ちをうまく

受け止められていなかった

 
私はその息子が、
ただ学校に通う
 
それだけでも大変だったのに
 
それすらも
褒めてあげることを
していなかったのだった。
 
 
でも息子にとったら
学校に通うだけでも大変
 
新しい環境に
馴染むだけでも大変
 
重い荷物を背負って
駅から毎日20分歩く
それだけでも大変
 
当たり前だと思っていたことが、
実は息子にとっては
とても大変なことだった。
 
その頑張っている姿を
頑張ってるね
えらいね
 
毎日重い荷物を背負って
大変だね
頑張ってるよね
 
相手をねぎらう言葉を
かけていなかった
 
もし自分がそうだったら、
やっぱり
同じような気持ちに
なっていただろうなー
 
しんどい
大変だー
 
自分で決めて
通った学校だけど
やっぱり通うのは大変だ
 
 
 
まず子供の話を聞いて
相手の気持ちになって
言葉をかける
 
たったこれだけのことで、
息子との関係性は
ずいぶん良好になった
 

見える世界見えない世界

 
ずっと後になって
原田式メンタルトレーニングを
学んで、気がついた
 
世の中には
目に見える世界と
見えない部世界があって
 
ほんとは見えない世界が大事
 
目に見える世界は
その人が話す言葉、行動
 
見えない世界は
人の感情、気持ち
 
人はよく
見える目に見える世界
行動、話す言葉で
判断してしまう
 
ところが、
本当は目に見えない世界
感情、気持ちに
フォーカスしなければ
何事も変化は無い
 
 
このことを 
理論として学んだのは最近だ。
 
でも、
よくよく考えてみると、
私自身が子育て中に
これを経験していたのだった。
 
 
 

子育て中のお母さんに伝えたい

 
目に見える部分だけに
子供の言葉、行動にだけ
目が行きがちだけども
 
本当に大事なのは
目に見えない部分
感情、気持ち
 
子供が
どんな気持ちなのかなぁ?
どんなふうに思ってるのかなぁ?
 
それを想像してほしい。
 
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
 

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