78 幼児期に身につけたい算数の土台とは?

こんにちは。

自分から勉強する子を育てる

家庭教育実践家 白須英里子(しらすえりこ)です。

このブログを読んでいただきありがとうございます。

 

連休最後のこどもの日、雨がしとしと降っています。

Instagramを見ていたら、
小1のママの投稿が目にとまりました。

公文や、ワーク、いろんな教材

4人の子供を東大医学部に合格させた佐藤ママの本
ほめ方、叱り方の本、お風呂に貼るかけ算の九九の
中学受験特集の雑誌。

 

親の一生懸命さが伝わってきました。

公文は最近始めたそうですが、

「算数に苦手意識があるようで。。。」

という文章が気になって
おもわずコメントしてしまいました。

聴いてみると、
お子さんは、
数の概念がわかっていない様子。

数の概念を理解しないままで、
いくら公文のプリントをやっても

時間がかかるだけで出来ないままです。

それでもやり続けると、
苦手意識が生まれてきます。

まずは数の概念をしっかり理解することを
伝えました。

大前提は、
ものを見ていくつあるかが、
パッと瞬時にわかること。

一つ、二つと数えている間は、
まだ理解できていません。

 

例えば、サイコロを転がして、
いくつ目があるか?
をすぐに答える遊び。

パッと間違えずに答えられるようなら合格。

次に10までの数が
いくつといくつでできているか?を理解します。

最初は5でやります。
5は3と2、または
4と1が合わさっていることを理解します。

これは遊びで出来ます。

おはじき、ビー玉、小さいオモチャの宝石など
子供の好きな小さなモノを5個用意します。

大人が「5個あるよね」
「ちょっと目つむってて」

と言って、片手で3個隠します。
目を開けたら、

「それでは問題です! 
手の中にはいくつ隠れているでしょう?」

という、遊びを年中さんから毎日していました。

息子はクイズが好きなので、
「それでは問題です!」
というと、喜んで食いついてきました。

5がスラスラ出来たら、
数を増やして10まで同じように遊びます。

これなら遊びなので、
プリントができた、できなかったと
イライラしなくてすみます。

ここまでをしっかり遊びで経験していると、
プリント、ドリルをしても
スムーズに出来ます。

算数は積み重ねの教科です。
土台がぐらぐらしたままでは
いくら上に積み上げようとしても高くは出来ません。

プリント学習だけが勉強ではありません。
体験を通しての学びを経験させてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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