33 中学受験”子どもの勉強、やる気をつぶさないで!”

こんにちは。

2人の息子を

東大、公立大学医学部に現役合格させた

白須 絵里子(しらすえりこ)です。

 

私自身は50代になってから、

異業種からピラティス指導者になり、

ピラティススタジオを経営。

野球の大谷選手も取り入れている

ビジネス界では有名な

原田式メンタルトレーニングをとりいれ、

個人のコーチングや

ピラティスのマンツーマン指導をしています。

このブログを読んでいただきありがとうございます。

 

“どうして早く書かないの?”

“今考えているの”

この春小5になる

男の子のお母さんから相談です。

 

高2になるお姉ちゃんがいます。

上の子は公立中高一貫校へ通っています。

親が言わなくても、自分で勉強するタイプ。

ガリ勉ではなく、

要量よく勉強をこなすそうです。

 

下の男の子は

元気で体を動かすことが好き。

お姉ちゃんとは正反対の性格。

 

家庭学習の習慣がなかったので、

中学受験を考えた始めたものの、

勉強させるのに苦労されていました。

勉強の始めに

ウォーミングアップのつもりでさせた計算問題。

お母さんは、

さぁ、これからと思っていますが、

本人は

“計算終わったから、勉強おしまい!

遊んでくるわ!”

という調子でした。

 

子どもに合った塾を探すために、

十以上の進学塾の体験、短期講習、

説明会に参加しました。

1年かけてやっと、

ここなら、

と思える塾に通いはじめたところです。

 

”国語の問題を解くとき、

時間がかかって遅いんです〜“

と、話始めました。

漢字や、穴埋め問題が終わり、

読解問題になったとたん

手が動かなくなる。

それで、

“どうして早く書かないの?”

と、訊けば

“今考えてる”

という答えでした。

こんな時、私はこのように考えます。

確かに、

入学試験の時には時間が決まっていて

制限時間内に問題を解かなくてはなりません。

高い得点をとるために、

問題を解く順番を考えてテストを受ける

ことも大事です。

 

ですが、

早く早くと急かせて

問題を解く練習をさせて

本当に読解力がつくのでしょうか?

 

問題を解くテクニックはついても、

本当の意味で“考える力”

はつかないと思います。

 

”じっくり考える“という力を

育てるチャンスは大事だと思います。

 

教育の分野では、

従来の暗記型の教育から

“思考型”の教育に変わってきています。

親世代の教育では

たくさんの

知識を暗記することが良しとされてきました

 

ですが、

今はインターネットが普及により

情報は簡単に誰でも手に入る時代です

 

手に入れた情報をもとに、

それらをどのように利用するか?

考える力”が求められる時代です。

 

だからといって、

暗記が全く要らないわけではありません。

暗記7割、思考3割→暗記3割、思考7割

に、変わってきています。

○✖️で正解、不正解を早急に求めるよりも

“どうしてそうなるのかな?”

と、考える方が、

これからの世の中で

役立つのではないでしょうか?

子どもに身につけさせたい”考える力”

は、受け身の教育

ただじっと教えてもらうのを

待っているだけでは

身につきません。

 

”~しなさい”

ではなく、

子どもが興味を持ったことに

じっくりと取り組む

興味を持つものを見つけるために

いろいろな体験をさせることは

考える力を伸ばすことに有効です。

 

子どもさんが小さい今だからこそ

ぜひ一緒に自然を探索したり、

いろいろな体験をさせてくださいね。

 

私の子育てを振り返ったとき

子どもと過ごした経験、体験があったから、

息子達は”勉強が好き!”

と、言っていたし、

勉強しなさい!と言わなくても

自分から勉強できたのだと思います。

 

自分で決めて自分で行動する。

 

自立型の子どもを育てるには

まずは、親が自立型になることです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

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