こんにちは。
2人の子どもを東大と医学部に現役合格させた
メンタルトレーナー
白須 絵里子(しらす えりこ)です。
このブログを読んでいただきありがとうございます。
5月に入りました。
学校休校が
5月末までなった地域もありますね。
毎日毎日をどのように過ごすかで、
子どもも
大人も大きな差が出てくると思います。
1日の予定を自分で決めて行動し、
夜には1日を振り返る。
親に“勉強しなさい!”、“掃除しなさい”
と、指示、命令されてしかたなくやる。
授業がない、塾もない、
出勤しなくていいとなると、
起きたい時に起きて、行き当たりばったりで過ごすのか。
3ヶ月も経つと毎日の過ごし方で
大きな差が出てくると思います。
前回までに、自分から勉強する子育ての秘訣は
①生活習慣のしつけ
②対人関係のしつけ
③家事をとおした仕事のしつけ
④家庭学習のしつけ
があるとお伝えしました。
きょうは③家事をとおした仕事のしつけのお話です。
家事をとおした仕事のしつけには2つポイントがある
①家事、お手伝いを毎日して集中力、持続力をつける
②最初は親もいっしょにする
①なぜ毎日お手伝いをすると、集中力、持続力がつくのか?
私が子どもに家事、お手伝いを
毎日してもらうようになったキッカケは、
共感した教育コンサルタント岸本裕史先生の書籍に
書いてあったからです。
他にも子育て講演会、勉強会に参加しましたが、
幼児期からのお手伝いは必須でした。
ここからは、岸本先生の本から抜粋です。
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教師として多くの子ども達を見てきて知ったことは、
家事を習慣として手伝っている子どもには、
忘れ物をしたり、根気が続かなかったり、
だらしないことをする子はほとんどいなかったということです。
仕事好きの子どもは、勉強をいい加減なままで
放りっぱなしにはしません。
仕事を達成する喜びを知っている子どもは、
勉強にも粘り強く取り組む素地を持っています。
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子どもにしっかりとした学力の基礎を
築きたいと考えていた私は
3歳くらいから家事を毎日やってもらいました
たとえ短時間でも毎日続けることで、
集中力、持続力がつきます。
②最初は親も一緒にする
幼児でも小学生でも、いきなり
「お手伝いをしなさい」
と、指示するのではありません。
〜しなさい、と言ってやる場合もありますが、
自発的でないものは長続きしません。
誰だって、何かを強制されるのは嫌なものです。
最初は家事をしている母親のそばにいる時に、
「やってみる?」
「できるかな?」と誘ってみます。
長男の最初のお手伝いは洗濯物をパンパンとする事でした。
生後6週間から保育所育ちなので、
保育園の先生の洗濯物干しのお手伝いをしたことがキッカケです。
「パンパン、ハイどうぞ!」
が口ぐせでした。
子どもって大人のマネをするのが好きですよね。
それを活用するのです。
親も一緒にすることが、子どもにとって励みになります。
失敗したり、うまくいかないことも有りますが、叱りません。
最後までできるように励まします。
そして、やってくれたことに対して、頑張ったことに対して
「ありがとう!」
感謝の言葉を述べます。
大きくなるにつれて、出来る仕事も増えてきます。
お手伝いを習慣にしていたおかげで、
小学校高学年の時には、私の帰宅が遅くても
家にある材料で夕食を用意してくれていました。
いつの間にか大きくなったものだと、しみじみ思ったものです。
大学生になって1人暮らしを始めても
自炊、身の回りのことはごく自然に出来ていました。
子どもは認められて、褒められることで
自信がつきやる気も出ます。
勉強だけでなく、家事、お手伝いからも、
子どものやる気、自信は育てられます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。