57 幼児に勉強を楽しく教える方法

こんにちは
2人の子どもを東大と医学部に合格させた

家庭教育の専門家

やる気元気を育てる家庭教育コンサルタント
白須英里子(しらすえりこ)です。

このブログを読んでいただきありがとうございます。

こんな質問をいただきました。
同じようなことで悩んでいる方もいると思います。

実際に私がやった方法をお伝えしますね。

ここから

勉強の習慣をつけたいです。
年中さんの息子にひらがなを教えています。

コロナで幼稚園がお休みの時は、
できていたのですが、
幼稚園が始まると
できなくなってしまいました

帰ってくると疲れているし
嫌がってなかなかできません

それでもがんばってやると、
汚い字になります。
本人も嫌がり、私もイライラします。

子どもに勉強の興味を持ってもらうためには
どうすればいいでしょうか?

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幼児に勉強を教えるとき

私は、幼児の頃の文字は、
遊びの中で学ぶことを基本にしていました。

皆さんは幼児に文字を教えるとき、
どのようにして教えていますか?

たとえば、”ひらがな”

ワークブックを開いて、
いきなり鉛筆を持たせて
文字の練習をさせていませんか?

時間に余裕のある時なら、

嫌がらずに練習するかもしれません。

昼間、子どもは幼稚園で精一杯1日過ごしています。

活動が盛んであればあるほど
おうちに帰るとぐったりですよね。

ぐったり疲れたところで、
ワークをやろうと思っても、
嫌がってなかなか進みません。

疲れたときにするのって、
大人だって嫌ですよね。

能率も落ちます。

私の考えはこうです。

幼児のときは遊びの中で学ぶ。

小学校に入れば、
一定の時間きちん座って
机に向かって勉強する必要があります。
 
家庭学習の習慣をつけたい

でも、

文字の教え方は

小学生と同じ方法ではうまくいきません。

まずは
幼児に文字に興味を持たせる
それが大事なんです。

文字を覚えるとき、
例えばひらがなを覚えるときには、
2つの能力が要ります。

1つは文字を読むと言う能力
もう一つは文字を書く能力です。

文字を読む量、
文字を読み取る能力がまだ十分でないのに
文字を書く練習をしても
文字と言うものに興味を示しません。

私は
興味を持たせて楽しく学ぶ
方法を実践してきました。

4歳、5歳になり、

いきなりワークで文字の練習をするのではありません。
赤ちゃんの時から

文字に興味を持たせると言うことを

日常の生活でしていました。

文字に興味を持たせるために

「読み」につながることについてお話をします。

おうちの中も外に出た時も、
そこら中に文字が溢れています。

特に外に出たときには、少し時間をとって
子どもと一緒に、
街の看板やバス停の文字、
家の表札、
電柱に書いてある住所
そこら辺にある文字を
子どもと一緒に眺めてみます

我が家の場合は、
バス停の名前や
電車に乗ったときの駅名で
漢字を覚えました。

ひらがなを覚えてから漢字だなんて
順番はどっちでもいいのです。

幼児にとっては文字は形で覚えていきます。
むしろ、
ひらがなよりも漢字のほうに 
興味を持つ子がいます。

道を歩いたら、
おうちの表札に興味を持ち、

たどたどしい声で文字を読んでいきます。

文字への興味をつくるには

文字に興味を持つきっかけは、
毎日の読み聞かせです。

同じ本を毎日毎日読むことで、
自然とその内容を暗記してしまいます。

暗記することで、その本が読めるようになるのです。

上の息子は2歳の時に絵本を1人で読むようになりました。
何度も何度も読んであげているので、
本の中身を暗記してしまったのです。

これが最初の文字への興味です。

3歳くらいの時、
一緒に街中を歩くようになると
看板の文字や、バス停の案内板に
興味を持つようになりました。

ある時、突然駅に

案内板に書いてある駅名を大きな声で読み上げました

おうちの中にも文字はいたるところにあります。

幼児にとって文字の勉強はワークブックでする前に
「ここに文字が書いてあるよ」 

と言うことを
意識させることが必要です。

日常的に何もしないで、
「さぁ、今から勉強です」とワークをさせても
子どもにとっては興味がわきません。

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いかにして
小さい時から文字に対する興味を作るか
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とても大事なことです。

ワークブックをさせて、

うまくいかなかったり汚い字になると

本人も親もイライラしますよね。

「もっときれいに書きなさい!」
「もっと上手に書きなさい!」

と何度もやり直しをさせてしまいます。

「そこでがんばったね」と
やったこと、過程を、褒めること
なかなか難しいのではないでしょうか。

人は褒めてもらうことで、
やる気が出てきます

お母さんに褒めてもらうから、
もっと褒めてもらいたくて頑張る。

その繰り返しなんです。

もし、まだ文字を書く、
文字に対して興味がないのなら、

まずは、

文字を意識させる

をしてみてはいかがでしょうか?

親が言わなくても文字を読むことは、
小学校に入るまでにつけたい習慣です。

そのために段階を飛ばしての無理強いは、
子供にとっても親にとっても辛いことです。

まずは焦らずに、

街中にある文字に目を向ける
声に出して言ってみる

遊びを通して、
文字に対する意識をつけてみてください

これは10回や20回やったから身
に付くものではありません。

毎日毎日続ける中で習慣になってきます

習慣になるためには、
最低でも3ヶ月はかかります。

あせらずゆっくり、
必ず子どもが興味を持つと信じて
遊びの中日常生活の中で
文字に対する興味を育てましょう。

ひらがなの練習、
文字を書くと言うことについては
また別の要素が必要になってきます。
それはまた後日書きますね。

まずは、
文字に対する興味を持つ
読むと言うことを大事にしてください。

絵本の読み聞かせは
文字に興味を持つ出発点になります。

子どもの気に入った本で構いません。
楽しみながらたくさん読んでくださいね。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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