こんにちは。
二人の子どもが東大と医学部に現役合格した
家庭教育の実践家
白須英里子(しらすえりこ)です。
このブログを読んでいただき
ありがとうございます。
今日はこんな相談をいただきました。
(ここから)
「わからない!」
「次どうやるの?」
「で?」
もっと早くやればいいのに、
食事の支度をしているときに聞く長男。
本人が気にいって始めた
レゴのプログラミング教室。
通塾は費用が高いので
Z会の通信にしてみました。
教材が届いて喜んで開けたけど、
1人でできない。。
同じ内容を、
通塾に比べたらお安い値段でできるから
こっちでいいと思って始めたのに。
1人でできるって書いてあったけど
1人でできない。
何より自分が分からないから
教えられない。
「考えて解決する力がついたらいいな」
と思って始めたけど
すぐ諦めるのでその様子もありません。
出来ないのに
なんでやめるって言わないでしょう?
1年生と、4歳の男の子のワーママです。
習い事は
スイミング
チャレンジ
2年生になってから
プログラミング通信教育
公文を国語と算数
1週間の学習計画を
本人に立てさせましたができません。
公文の宿題は、
自分が勝手に先生に交渉して
量を減らしてもらっています。
(ここまで)
仕事から帰って保育園迎えに行って
大忙しの時間帯に、
四苦八苦しているお母さんの様子が
目に浮かびます。
大変ですよねー
でも、この息子さん、
自分で公文の先生に交渉して
宿題の量を減らすところは、
しっかりしてます。
なぜなら、
自分で考えて決めてやっているから。
行動力ありますよね。
プログラミングは出来ないけど、
出来るようになりたいんでしょうね。
自分からやりたいことなんです。
私なら本人と相談ですが、
習い事の数を減らします。
本人が本当にやりたいことに集中させます。
お仕事をしていると
物理的に自由になる時間が少ないです。
やることに優先順位をつけないと
あれもこれもと気ばかり焦り、
子供との関係は悪くなります。
子供をやる気にさせるには、
子供に向き合い
その頑張りを認めて声をかけ、
子供がものごとを達成できるように
サポートが必要です。
公文をやるにしても
やらないにしても、
国語と算数の勉強は毎日一緒にします。
小学校に入っているので、
毎日の家庭学習はもちろん必要です。
小学校2年生なら
学年× 10分から20分
つまり、
20分〜40分集中する
家庭学習の時間を確保したいです。
毎日の家庭学習と、
お手伝いがきちっとできれば、
残りの時間は
遊んだり、本読んだり
自由にしていい。
自分で決める練習になります。
1年生の時に家庭学習の習慣が
ついていない場合、
2年生であっても、
3年生であっても、
最初はまず集中できる時間、
10分間から始めます。
10分間が集中できなければ
5分間でも構いません。
それも子供に
「さぁ今から勉強しなさい」
と1人でさせるのではありません。
必ず大人が目の届くところにいて
できることから始めます。
勉強の内容も指示します。
小学生の場合、
学習の計画は大人が立てます。
計画通りに行かなければ、
もちろん修正はオッケーです。
どうすれば上手くいくか?
できるようになるか?
を考えてやっていきます。
現在進行中の私の講座の受講者で、
2年生の子供と
毎日朝勉を始めた方がいます。
ちょうど1ヵ月続きました。
苦手な算数の計算も、
数の概念を理解するからところ
からやり直し、
ずいぶん速く間違わないで
できるようになってきました。
最近は音読も始めました。
こちらも見違えるほど
すらすら読めるようになっています。
すばらしいですね。
毎日お父さんが一緒にやってくれるから
頑張れるんです。
この朝勉が習慣になるには、
まだまだかかります。
3ヶ月で軌道に乗り始め、
定着するには半年ほどかかります。
お父さんの話によると、
朝は別として、
夕方学校から帰ってからの勉強は、
日によって気分にムラがあるそうです。
それは当たり前のこと。
まずは毎日続けることが大事。
そのために
子供ができるように、
やってないとジャッジするのではなく、
「一緒にやろうか」
「今からやろうか」
できるようにサポートしてあげて下さい。
もし子供の様子を見ていて、
学校で何かあったようなら
その場合は
「どうしたの?何かあったの?」
先に話を聞いてあげるのも1つの方法です。
聞いてもらってスッキリしたら、
気分を変えて取り組めます。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。