73 子供の受験、合否を左右するモノとは?

こんにちは。

二人の子供が東大理Ⅱと医学部に現役合格した

家庭教育実践家白須英里子(しらすえりこ)です。

このブログを読んでいただきありがとうございます。

2月もあと1週間足らずになりました。

ここ2~3日は暖かいですね。

スギ花粉が飛散し始めて、

かゆいかゆい~

の方もいるのではないでしょうか?

 

私は鼻は大丈夫ですが目が痒くなります。

実は私の長男は幼児の時から

アレルギー性鼻炎がありました。

ハウスダストにも反応していたので

年がら年中お鼻がグズグズです。

 

2月のスギ花粉の時期は

もう症状がひどくてひどくて。。。

 

ティッシュペーパーが手放せない。

毎朝登校するときに、

ティッシュペーパー新しい箱をひと箱抱えて

学校へ行っていました。

 

ふつうのポケットティッシュでは全然足らないんです。

あなたのお子さんは大丈夫ですか?

 

さてここで質問です。

もしあなたの小学校1年生の子供が

花粉症だったら、

あなたのとる行動はどれですか?

 

①仕方がないと放置する

②症状が軽くなるように薬を使う

③根本的な解決策を探す

私がとった行動は③でした。

 

鼻はズルズル~

頭もぼーっとしてきます。

 

症状を抑える薬は眠くなります。

こんな状態だったら、

大学受験の時どうなるのかな?

試験本番もそうだけど、

そもそも受験勉強に支障が出る

集中できないよな~

今のうちに

何とかしてあげたい!

そう思っていました。

 

ある時、私の父つまり息子のおじいちゃんが

息子のことを心配して

試しに漢方薬をのませました。

 

漢方薬はふつう飲んですぐに

効果が出るわけではありません。

少なくても2週間とか使い続けて

効果がわかるんです。

 

ところが、ところが

息子の場合は3日ほどで

さっそく効果が出てきました。

それで、漢方薬を続けてみようと

近所の漢方医に通い始めました。

 

そこの漢方医の先生は

他府県からも患者さんが通われていました。

なので、受診するにはとても時間がかかります。

 

2時間待ちはざらです。

 

平日の受診は無理なので土曜日に受診。

事前に診察券を出して、後から息子を連れていき

待合室で過ごす。

月1回、

小学校1年生から中学2年か3年生くらいまで通いました。

 

漢方薬といっても、

煎じて飲むタイプではなかったの助かりました。

先生からはただ薬を飲むたけでなく

食事へのアドバイスもありました。

 

幸いなことに

息子は漢方がよく効きました。

高校生になる頃には、

年がら年中鼻をすすっていた息子は、

ピタッと症状が止まりました。

 

ずいぶん先の

受験生になってからのことを心配しての受診でした。

早め、早めに準備して

高校受験も大学受験も

アレルギーで悩まされることなく

過ごせたことは有り難かったです。

 

昨年知り合いの息子さんが

大学受験に失敗しました。

息子さんに話を聞くと、

失敗の要因がいくつか見えてきました

もちろん勉強量が足りなかった

と言うこともあります。

 

ですがそれ以前に、

①親が子供をけなしていた

②他の子と比べていた

③花粉症で、

鼻が詰まって集中できなかった

勉強以外の要因もあったのです

 

私は花粉症は子供の時からだったのに

どうして放置していたのか?

それが理解できません。

 

お母さんに聞くと、

「あの子花粉症やから仕方ないねん…」

 

受験の時って

本人の持てる力を100%発揮するのは難しいですよね。

 

実力を本番

8割だせるのか、

6割だせるのか、

それとも

3割しか出せないのか?

それで結果が変わってきます。

 

いつも上手くいく人、

成功している人っていうのは

ここぞ!って言うときに

実力を発揮出来る人です。

 

そんな人でも不調の時はあるのですが、

マイナスの振れ幅が小さいのです。

マイナスの振れ幅を小さくしようと思えば

予測できるマイナスな要因を

早めに潰すことが必要です。

 

「仕方ないねん!」

という考えは

それだけで、合格、成功から遠ざかる考え方です。

 

物事には自分の力で

どうしようも出来ないことがあります。

それは、”仕方がない”でいいし、悩まなくてもいい

大事なことは、解決できるかもしれないことを

マイナスのまま放置するのは

成功しないと言うことです

 

親の考え方次第で、

受験の合否も決まる、

子供の将来は変わると思いました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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