こんにちは。
息子2人が東大、公立大学医学部に現役合格した
メンタルトレーナー白須絵里子(しらすえりこ)です。
このブログを読んでいただきありがとうございます。
私が子育て中に悩んだこと、
イライラしたことで一番印象が深いのがこの事件です。
子育て中の悩みを振り返ると、
自分の時間が無い
兄弟喧嘩が激しくて困るとか
夫が家事を手伝わない
いろいろあったけど、
私の場合ぶちぎれしたのは
夫が家事育児を私に押し付けていたことが原因だと思う。
夫はよく
“母性が。。。”なんて言ってたけれど、
男は仕事
女は家庭じゃないし
ましてや、私も働いているんだから
夫だってもっと家事を担っていいはず。
家事の一部をやって、
自分はこれだけやっている!!
他所のダンナよりもやっている!!
と、アピールしていた夫が許せなかった。
下の子が年長さんの4月、私のイライラはまた爆発した。
家事、子育てを私1人に押し付ける夫に
対して我慢ができなくなった。
それで、区役所に行って
離婚届を貰い、私の名前を書いて夫に渡した。
経済的には大変になるけれど、
もういい!
と思っていた。
”夫に気がついてもらうにはこれしかない”
と思ってのだ。
ただ離婚する前に、
子ども達に楽しい思い出をのこしてやりたかった。
家族みんなでお出掛けすることが無かったので、
最後にみんなで遊園地に行きたかった。
子ども達には別れることを告げず、エキスポランドへ行った。
夫にはこれが最後とは伝えていたが。。。
何も知らない息子達は大はしゃぎだった。
今まではパパは居ても母子家庭状態。
離婚したら本当の母子家庭。
私はスッキリするかもしれないが、
これで本当にいいのだろうか?
遊園地にいる間ずっと考えていた。
その後夫は離婚届を自分で預かっていた。
そこで、ある日保育園のお迎えを夫に頼み
夕方フラフラと京都市内をさまよった。
どこかへ行って1人になって考えたかった。
が、当時の私は1人でお茶を飲んだこともなかった。
当然何処かへ行って、ひとりでユックリ考えたかったが
旅に出ることも出来なかった。
当てもなく歩いて、行ってみたのが
バレエスタジオ
子どもの時からの夢だったバレエ。
働き始めてからは、モダンダンスを習っていたな。
最近はバレエの大人のクラスがあると知って見学に行ったのだ。
10年以上離れていたダンススタジオ。
すっかり忘れていた感覚。
もう一度バレエを習おう。
そう決めたら、
今までのイライラは何処へ行ってしまった。
結局バレエを再開したのは、下の息子が1年生になってから。
それでも、
僅かでも自分のための時間を取ることで
私のイライラは随分収まった。
その後、
上の息子の高校受験、下の息子の中学受験、大学受験
が有ったが、自分のための時間バレエを続けた。
自分だけの時間があることで、子ども達、夫に対して
寛容になれる私がいた。
後から夫から聞いた話だが、
夫の知り合いの公務員夫婦が離婚したそうだ。
キッカケは私達と一緒で、
ちょっとしたことだったらしい。
その後奥さんが子どもさんを1人で育ていたが、
大変そうだった。
離婚届事件以降は夫とは大きなトラブルは無い。
それ以降は子どもの教育方針についても
話し合い、
私は子ども達に対して、こうしたい
と、伝えた。
下の子は中学受験をすることになったので、
夫は自分から、塾のお迎えを申し出てくれた。
小4の時は、毎日息子と日本地図のパズルで遊び、
社会の勉強を手伝ってくれた。
子どもの将来について、夫婦で語り
相談できるようになって、夫婦喧嘩をしなくなった。
今考えてみると、
私は自分のための時間が必要で、
子どもたちの将来について
夫と力を合わせて子育てをしたかったのだった。
最後まで読んでいただきありがとうございました。