68 ご存じですか?脳は否定形を理解できない

こんにちは。

自立した人を育てる家庭教育の専門家

白須英里子(しらすえりこ)です。

 

このブログを読んでいただきありがとうございます。
今日は子育てあるあるをシェアします。

気持ちはわかるけど、

う~ん、残念。

子供にかける言葉は、

子供のやる気、大人になってからの人間関係に

影響を及ぼすって

知っていたら、

学んだら、

どんな言葉を選ぶか、

変わって来るだろうなぁ~

子供がやる気がない、

人間関係に困っている人は読んでみてください。

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「なんでそんなこと出来ないの?!」

娘にずっとそう言ってきた。

だけどよく考えたら、母が私にいつも、
「なんでそんなことできないの?!」
と言ってきた。

「よくできたわね!」
なんて言えない。
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脳は否定形を理解できない

幼いときから、いつも

「なんで出来ないの?!」

って言われると、

脳は自動的に

出来ない理由を考え始めます。

脳は否定形を理解出来ないのです

たとえば、

「梅干しを想像しないでください!」

って言われたら、どうでしょうか?

想像しないでって言われても、
梅干しが頭に浮かんで

口の中は唾液でいっぱいです。

だから、

「何で出来ないの?!」

って言っても

出来ない理由がでてくるだけなんです

「何で出来ないの!?」

って言って、出来るはずがないのです。

脳は肯定的な言葉は理解します

「どうしたら、出来るかな?」

って、問いかけると、

出来るようになる問いかけを

自分自身に始めます。

 

出来るようになる

答えが見つからなければ、

検索する、知っている人に聞く

などいろんな方法をとります。

 

何で出来ないの?!って問い詰めるのではなく、

褒めたらいいんでしょって

お母さんたちは言ってたんですね。

でも、そんなこと出来ないって。

 

子供のときに周りの大人

特に母親から受けた影響って大きいんです。

褒めて貰う経験が少なかったら、

どう褒めていいか?

わからないんですね。

実は、褒め方にも種類があるんですよ。

結果を褒める

いつも
「すごいわね!」
「よくできるネ」

結果だけを褒めたらどうでしょうか?

うまくいったこと、
結果を褒める事は簡単です。

でも、
いつもいつもうまくいくとは限らない。

漢字のテスト、
一生懸命練習したけど、
10点満点のうち6点だった

もしかしたら、
それはやり方が悪かったのかも
しれないし、

勉強する量が足りなかった
のかもしれない

だけど、
一生懸命やった事は事実

そしたら、まず、
今まで勉強しないのだったら、
勉強したこと
頑張ったことをまずは褒めましょう!

間違っても、
結果が思うようじゃなかったからといって、
「なんでできないの?!」
なんて言わない

一生懸命やっても努力しても、
うまくいかなかったとき
本人は1番ショックです。

それが続くと、
「あー、やっぱり僕はダメなんだ!」

「私はダメなんだ!」
思ってしまいますよね。

過程、努力を褒める

まずはやった事実、
努力したことを褒める。

その次に、
やり方で改善点はないか?

例えば
今まで全然勉強しなかったのが、
毎日30分勉強しただったら、

その30分じゃ
時間が足りないのかもしれない?

もしかしたら、
集中力が足りないのかもしれない?

勉強の仕方は、
もっと他の方法があるかもしれない

工夫する余地は
いくらでもあるわけです。

やったこと、
がんばったことを褒めたら、
じゃあ次はこうしてみよう!
と言う意欲につながります。

子供を褒めるときに、
結果だけを褒めないほうがいい

うまくできたら褒める
結果が良かった時だけ褒めていたら、
うまくいかなかったとき
自分はダメなんだと思ってしまう

上手くいってもいかなくても
一生懸命取り組んで
がんばったこと
その事実を褒める

そうしたら子供は、
たとえ失敗してもダメだと思わなくて、
次にまた頑張ろうって
挑戦し続ける子供になる

褒め方もちょっとした工夫で、 
結果は変わってきますよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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