こんにちは。
子ども2人を東大と医学部に現役合格させた
メンタルトレーナー
白須 絵里子(しらす えりこ)です。
このブログを読んでいただきありがとうございます。
コロナで休校になっていましたが、
地域によっては少し前倒しで
学校が始まるところもあるようですね。
本来ならば新学期。
安全な状況で学べる
環境を整えたいものです。
このところ、
子どもが自分から勉強するというテーマで書いています。
今日は時計の読み方を例にして
家庭でどのように言葉がけをするかをお話しします。
私の考えですが
自分から勉強するような子どもは、
授業が全くわからないということはないんですよね。
なぜかと言うと、
低学年では予習をしているわけではないですが、
生活のなかで先行体験をしているからです。
たとえば、小学校で習う時計の読み方。
幼児のときから、アナログ時計を見て
「短い針が8長い針が12になったら、8時。
8時になったら、ベッドには入ろうね」
「明日は8時半に出発するから、
7時には起きようね」
「短い針が7と8の間で
長い針が9になったら、7時45分。
7時45分になったら、保育園に行くよ」
という、時計を意識した会話を
日頃からしていると
子どもは自然と時間を意識します。
こういったアナログ時計を見たり、
時間を意識した会話をしないで
「早くしなさい」
だけを言う会話で生活すると
子どもは
時計を意識しません。
時間の概念も身につきません。
時計をとして時間を意識することは、
一朝一夕では見につかないのです。
アナログ時計を使う良さは高学年になって習う、
角度の勉強にも役立ちます。
午前11時、午後1時の
長針と短針にはさまれた角度が30度。
30度は長針が
5分間の動きに相当する角度だと気づきます。
前回、自分から勉強する子どもにするためには
子どもが自分でスケジュールを決めて、
振り返り、考えることことが大事だとお伝えしました。
小学校低学年でスケジュールを立てることは、
無理だと思うかもしれませんが、
時計を通して時間を意識した生活をしていると
出来ますよ。
また、子どもと一緒に料理やお菓子作りをすることも、
ml、g、kgなど
量、単位の計算に役立ちます。
問題や計算をドリルで練習するだけでなく、
実際の生活で使う、
考えさせることも先行体験になります。
私は時計で時間を意識できるように、
幼児の時からアナログ時計を使って、
「8時になったら保育園に行こうね」
「長い針が9になったら、あと15分で8時になるから
それまでにくつ下を履こうね」
という会話をしてきました。
子ども達は2人とも、ごく自然に時計が読め、
時間を意識する生活が身につきました。
では、まとめです。
自分から勉強をする子どもになる仕組みは
①生活で先行体験をさせる
②時計を通して時間を意識することは地道に行う
他にもの生活の中で出来る工夫は色々できます。
勉強という枠組みだけでなく、
生活の中で授業の先行体験をしていきましょう
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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